マイホームをお考えの皆様の中には、住宅情報誌やインターネット
友人知人の話を聞くなどして情報収集している方も多いのではないでしょうか。
今はスマホやタブレットで、あふれかえるほどの情報を自ら動く事なく収集することが出来る時代。
氾濫する情報にかえって混乱してしまったり、メリットデメリットを知るうちに結論が出せなくなってしまったりすることもあるのではないでしょうか。
さて注文住宅の『付ければ良かった・いらなかったオプション』のランキングをご覧になったことはありますか？
驚くべきことに、上位がほとんど同じものなんです！
例えば、食器洗浄乾燥機・浴室乾燥機・床暖房。
これらは、つけてよかった！と思う人と、必要なかった！と思う人が顕著に表れやすい設備なんですね。
ビルトインの食洗器は使う方にとってはとってもありがたい物。
ワークスペースがすっきりしますし、引き出し式で上部が大きな開口になるので、大きなお皿なども据え置きタイプより出し入れしやすいです。
けれど使わない方にとっては、大きなデッドスペースになってしまいますね。
次に浴室乾燥機。
こちらは実際に使用した方の書き込みを見ると、『電気代がかかる割に大して乾かない』『浴室のカビを防ぐなら窓と換気扇で十分』など、どちらかというと否定的な意見が多くみられます。
とはいえ、居室には絶対に室内干ししたくないけど、洗濯乾燥機では生地が傷みそうで心配！電気代の問題じゃない！という方には、浴室という限られたスペースが丸ごと洗濯物を干すスペースに早変わりするのは重宝するのでしょうね。
最後に床暖房。
コストがかかることが最大のデメリットとしてよく取り上げられています。
『全部屋つけて一か月後、ものすごい請求が来て使わなくなった』なんて話もよく聞きます。
また、床材は床暖対応の物でなければならず、高気密高断熱の家でなければその恩恵を十分に受けることが出来ません。
空調機器の発達により、足元から温める機能に優れたエアコンなども登場していますので、床暖房という設備が自分の家やライフスタイルにマッチするか？という視点で考えると、必ずしも必要ではない、という結論に至る方が多いのかもしれませんね。
とはいえ、空気が乾燥しない、頭寒足熱の体に優しい暖房設備。
設置費用やランニングコストが下がれば、とても良いものだと思います。
こうしてみますと、やはり大事なのは憧れや理想でオプションについて考えるのではなく
真に自分にとって必要かどうか？
どんなメリットデメリットが考えられるか？
もたらされる効果（便利さ）が対価に見合うだろうか？
という事をじっくりと考えて、納得した上で決めることなんですね。
しっかりと考え、判断するための情報収集。
是非、私たちにもご相談下さい。
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